沖縄の島胡椒 ピィパーズ
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ピィパーズは、石垣島、西表島、竹富島などを含む八重山地方で昔から愛されてきたスパイス。
今では珍しくなってしまった沖縄県産ピィパーズを粗挽きにし、混ぜ物をせずにパッケージしました。
シナモンのようなスパイシーで独特な香りと、後からじわりとくる辛さが特徴です。
- 原材料名/ヒハツモドキ(沖縄県産ピィパーズの実100%)
- 内容量/11g
Q.ピィパーズとは、どんな食べ物なのですか?
A.ピィパーズは、八重山で昔から食べられてきた島胡椒です。石垣島の旧盆には、ご先祖様を迎えるために、庭先に生えているピィパーズの新芽を摘んできてご飯に混ぜ込み、炊き込みご飯を作っています。沖縄にはピィパーズの香りを楽しむような食文化が根付いているんです。一般的に良く使われているのは、摘んだものを天日干しにし乾燥させて、粉末状にしたものです。八重山そばに欠かせない香辛料として親しまれていて、どこの沖縄そば屋さんに行ってもテーブルの上にあります。
Q.ピィパーズは、いつから沖縄で食べられているのですか?
A.遡ると、14世紀の琉球王国にはピィパーズがあったという文献が残っています。先人が交易で南方から取り入れて、朝鮮、中国あたりに運んで行ったという歴史も記されています。
Q.地元の人ならではのピィパーズの使い方は、何ですか?
A.若葉は、刻んで炊き込みご飯や卵焼きに入れたり、そのまま天ぷらにもします。生の実は、すりおろしてワサビの代わりに使い、刺身を食べたりします。また料理用の薬味としても利用します。実は、天日で乾燥させ粉末胡椒にして、沖縄そばやチャンプルーなどに入れます。
Q.最近、ピィパーズは入手が難しくなっているのですか?
A.最近では、沖縄県産のピィパーズ100%の胡椒はすごく貴重です。ピィパーズは挿し木でしか増えず、苗を作ってもうまく育たない、難しい植物なんです。「ピィパーズを生かす会」では、ピィパーズを絶やさないように増やして行こうという活動を行っています。