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琉Q山猫のやちむん

通常価格 ¥4,400
通常価格 セール価格 ¥4,400
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イリオモテヤマネコをモチーフにした温もりのある琉Q山猫のやちむんは、200gのお砂糖がぴったり入ります。

沖縄の白土を使って、ひとつひとつ丁寧に仕上げました。

Q.「やちむん」って、どんなものですか?

A.沖縄の方言で、「焼き物」のことを「やちむん」と言うんです。沖縄では、お皿もどんぶりも、日用品として「やちむん」を使っています。もとを辿ると「縄文土器」がはじまりで、「やちむん」として発展していったのは、昭和56年に、職人達が薪を焚ける環境を探し求めて読谷山に移り住んだのがきっかけと言われているそうです。

Q.「やちむん」は沖縄のどんなところで作られているのですか?

A.「やちむん」の産地として有名な「読谷村(よみたんそん)」は、那覇から車で50分ほど北へ行ったところにあります。15ほどの工房や、ショップやギャラリー、また「やちむん」でコーヒーが飲める喫茶店などが並ぶ「やちむんの里」ですね。わたしの工房は、読谷村のすぐお隣の沖縄市にあります。

Q.どんな土を使っているのでしょうか?

A.沖縄の土を使っています。土は、基本になる赤土と表面を覆う白土があって、今回は白土を使いました。今回使った沖縄の白土は、少しグレーがかっていて、コシが弱く、ゆるめのバターのような感触でしたね。土を水で溶かして泥のような状態にして、型に流し込んで成形しています。猫の手やしっぽの部分といった細かいところは手捻りです。

Q.良い「やちむん」を焼くのに大切なことは何でしょうか?

A.丁寧に扱うことでしょうか。型から外すときにもまだ土が柔らかいので、歪まないように、綺麗にできるようにと心を込めて、そーっと慎重に作業をしました。

Q.どうして猫のモチーフの「やちむん」を作り続けているのですか?

A.わたしは猫が好きで、ずっと猫の形の「やちむん」を作っています。今回は、沖縄の八重山諸島の西表島に住む野性ネコのイリオモテヤマネコがモチーフ。ぽってりとした形がかわいらしいですよね。

Q.小澤さんは、いつから陶芸を作りはじめたのですか?

A.実家が、愛知県で陶器の小物を作っていたので、小さな頃から陶器には慣れ親しんでいました。陶芸教室に通ってみたのがきっかけで、さらに陶器のことが好きになり、読谷村で1年半見習いとして勉強をすることに。そのまま、沖縄でのんびりと「やちむん」作りを続けています。

Q.「やちむん」のどんなところが好きですか?

A.素材の土を感じられるような、ざっくりした手触りと素朴なフォルムが温かな印象ですよね。沖縄で買ってきた「やちむん」を普段から食卓に取り入れていたので、今回も食卓で使えて、その温かな質感を生かした愛嬌のあるものにしたいなと思ってデザインしました。

Q.どうして「イリオモテヤマネコ」なのですか?

A.沖縄ならではの動物で真っ先に思い浮かんだのが、イリオモテヤマネコだったからです。本物はもっとスリムでスラリとしていますが、今回はお砂糖がたっぷり入るように、ぽってりとさせました。小さな手で小さなスプーンをしっかりと掴んでくれているのがポイントです。

Q.どうしてこのサイズ、この色なのですか?

A.土のしっかりとした重量感が感じられて、手にも馴染むこの大きさにしたら、ちょうどぴったり200gのお砂糖が入る容量になりました。色は、お砂糖と近い色や、沖縄の海や空をイメージさせられるブルーなど、自然の色をモチーフにしています。